ダイポールモード現象
2008.09.03 Wednesday
ダイポールモード現象
8月から各地で雷・雷・雷…
どこかで雷雨になっている気がします。
関東の週末はどんより曇り空。
夕方には雷雨があるかもしれないそうです。
突然の雷雨はちょっと苦手みたいですがちょっと可愛くて
お部屋のインテリアにもなる天気予報グラスを見つけちゃいました。↓

晴雨予報グラス
コレは、ガリレオの弟子トリチェリが17世紀に発明した水銀気圧計の原理を、
水に変えて応用したゲーテのバロメーターを元に開発したグラスだそうです。
大気圧の変化を側面から出ている細いガラス管の水位で
数時間後の天気の変化を予想するというものです。
水位が下がるがると気圧が高く(晴れ)、水位が上がると気圧が下がる
(天気が崩れる)といった具合に天気を予報するんです。
さて、天気といえばなんだかおかしい空模様、そして天気図。
今年の夏の天気図はどこかおかしい気がします。
何がおかしいって、太平洋高気圧はどこ?
そんな疑問を持っていたところに興味深いニュースを耳にしました。
ダイポールモード現象が3年連続観測…
ダイポールモード現象???
なにそれ?
ということで今日のテーマはダイポールモード現象です。
ダイポールモード現象は、1999年に東京大学の山形俊男教授達が
発表した気象現象なんだそうです。
どんな現象か簡単に言うと、インド洋の東部で海水温が低くなり、
西部で海水温が高くなる大気海洋現象。
場所は違いますが、地球規模で影響を与えるという意味では
エルニーニョと似ています。
近年では、ダイポールモード現象により
オーストラリアが大干ばつ(2006年、2007年)が発生。
日本の雷雨もこの現象が原因の一端を担っているといわれています。
引用した朝日新聞の記事は簡潔で重要なことが全て含まれている
すばらしい文章なので、あまり付け加えることもないのですが、
ダイポールモード現象のダイポールの由来についてチョットだけ。
ダイポールの『ダイ』は2つという意味で、『ポール』は極を
意味していて、2つの極ということで双極という意味なんだそうです。
ちなみに双極とは、一対の同じ大きさ(正負)の力からなる要素です。
私はてっきりダイポールさんの理論かなんかを用いたのかと
思ってましたよ。
先ほども今年の全国各地の雷雨+豪雨について
ダイポールモード現象が一端を…と書きましたが、もう一端は
定常ロスビー波が影響していると考えられています。
う〜ん、定常ロスビー波はちょっと難しいです。
ロスビー波については、

一般気象学
288、290ページを参照してくださいませ。
で、これらの現象によって、北からは寒気、
南からは温かく湿った空気が日本列島でぶつかっているんです。
いわゆる『大気の状態が不安定』となり雷雨になっているんですね。
それから、最初の疑問その1の太平洋高気圧はというと、
例年よりも東側に張り出していて日本の南には低気圧が居座っているんです。
地球温暖化が原因でこういった現象が起きている可能性大です。
なんだか世知辛い世の中になってきましたね。
日本の政治も、経済も、社会も…
天気にまで見放されたらたまりませんねぇ〜。
8月から各地で雷・雷・雷…
どこかで雷雨になっている気がします。
関東の週末はどんより曇り空。
夕方には雷雨があるかもしれないそうです。
突然の雷雨はちょっと苦手みたいですがちょっと可愛くて
お部屋のインテリアにもなる天気予報グラスを見つけちゃいました。↓

晴雨予報グラス
コレは、ガリレオの弟子トリチェリが17世紀に発明した水銀気圧計の原理を、
水に変えて応用したゲーテのバロメーターを元に開発したグラスだそうです。
大気圧の変化を側面から出ている細いガラス管の水位で
数時間後の天気の変化を予想するというものです。
水位が下がるがると気圧が高く(晴れ)、水位が上がると気圧が下がる
(天気が崩れる)といった具合に天気を予報するんです。
さて、天気といえばなんだかおかしい空模様、そして天気図。
今年の夏の天気図はどこかおかしい気がします。
何がおかしいって、太平洋高気圧はどこ?
そんな疑問を持っていたところに興味深いニュースを耳にしました。
ダイポールモード現象が3年連続観測…
ダイポールモード現象???
なにそれ?
ということで今日のテーマはダイポールモード現象です。
ダイポールモード現象は、1999年に東京大学の山形俊男教授達が
発表した気象現象なんだそうです。
インド洋熱帯域の海水温が、通常は高い東部で下がり、中央部から西部のアフリカ沖では上がる現象。西部で上昇気流、東部で下降気流が発生しやすくなり、東風が強まる。東西でダイポール(双極)型の対比を示すため、この名が付いた。太平洋で南米ペルー沖から中部赤道域までの海水温が高くなるエルニーニョ現象や低くなるラニーニャ現象と似て、インド洋の海水温変動も地球規模の気候変動に関係するらしい。山形俊男・東京大教授らが発見し、99年に発表した。これが起こると、インドネシアや豪州西部に干ばつ、対流活動が活発になる東アフリカに多雨をもたらすといわれる。夏の季節風(モンスーン)にも影響を与え、インドや中国南部の大雨、日本を含む極東の猛暑などと関係が深い、とする研究もある。
( 2007-12-07 朝日新聞 朝刊 科学1 )
どんな現象か簡単に言うと、インド洋の東部で海水温が低くなり、
西部で海水温が高くなる大気海洋現象。
場所は違いますが、地球規模で影響を与えるという意味では
エルニーニョと似ています。
近年では、ダイポールモード現象により
オーストラリアが大干ばつ(2006年、2007年)が発生。
日本の雷雨もこの現象が原因の一端を担っているといわれています。
引用した朝日新聞の記事は簡潔で重要なことが全て含まれている
すばらしい文章なので、あまり付け加えることもないのですが、
ダイポールモード現象のダイポールの由来についてチョットだけ。
ダイポールの『ダイ』は2つという意味で、『ポール』は極を
意味していて、2つの極ということで双極という意味なんだそうです。
ちなみに双極とは、一対の同じ大きさ(正負)の力からなる要素です。
私はてっきりダイポールさんの理論かなんかを用いたのかと
思ってましたよ。
先ほども今年の全国各地の雷雨+豪雨について
ダイポールモード現象が一端を…と書きましたが、もう一端は
定常ロスビー波が影響していると考えられています。
う〜ん、定常ロスビー波はちょっと難しいです。
地球の回転の影響で、大気中や海洋に存在する波。コリオリ力の水平成分の大きさは緯度によって異なり、これが復元力として働いている。偏西風が大規模な山岳にぶつかることなどによって励起される。ロスビー波の位相速度は西向きで、波長が大きいほど位相速度が大きいが、適当な波長に対してロスビー波は停滞し、これを定常ロスビー波とよぶ。
ロスビー波については、

一般気象学
288、290ページを参照してくださいませ。
で、これらの現象によって、北からは寒気、
南からは温かく湿った空気が日本列島でぶつかっているんです。
いわゆる『大気の状態が不安定』となり雷雨になっているんですね。
それから、最初の疑問その1の太平洋高気圧はというと、
例年よりも東側に張り出していて日本の南には低気圧が居座っているんです。
地球温暖化が原因でこういった現象が起きている可能性大です。
なんだか世知辛い世の中になってきましたね。
日本の政治も、経済も、社会も…
天気にまで見放されたらたまりませんねぇ〜。
Posted by : キャサリン | 気象 | 12:30 | comments(0) | trackbacks(0)
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